形而上的空想世界



ここまで来ました。
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グランドマスターも竜王もかっこいい
「俺たちの戦いはこれからだ!」とか「僕らは変わらず明日もこの空のしたで繋がっている」みたいな所謂おれ明日エンドと言われるものはあまり好きじゃない

おばんでございます

今年目標として掲げている30冊読破はどうやら軽く届きそうです
とりあえず1月で5冊読んだ
こんな時期にでもこれだけ本を読めるのだから、去年控えなきゃよかっと思う
さて5冊読んだ中から適当に書評です
書評と言ってもそんな大それたものではなく、単なる感想

ハーモニー/伊藤計劃
「虐殺器官」の正反対と言ってもいいくらいの内容です
見せかけの優しさや倫理が横行し、病気がほぼ駆逐されたユートピアの世界の中に息苦しさを感じ抗う少女達のお話
博愛、自由、平等。はたから見ればいい世界でしょう
子どもたちは社会のもの"リソース"として考えられ大切にされる
それが本当の自由なのだろうか、この体、思想、全てのものは自分のものだ
自分の存在がなんたるかを考えさせられた

Self-Reference ENGINE/円城塔
困ったことに感想を書きたいのですが、言葉が出てこない
喉に引っかかるどころではなく胸の奥のほうで座って黙りとしている
帯に付いている言葉を借りるとすれば"ここは見事なまでに、何もなく、そして全てがある"
まさにそうなのである
有の無、無の有

また本の中から次のような文を拝借しよう
「とある司書が、無数の宇宙を記述する本にコーヒーを零し、慌てて立ち上がった拍子にそれを落っことした。あまりにも古くから伝えられてきたその本は着地の衝撃で弾けとび、無数のページが宙を舞った。間抜けな司書はそれをかき集めたがどのページの間にあったものやら皆目わからなくなってしまった
(中略)
わたしは、司書が今もその本をもとあった順序に必死に並べなおそうとしていることを想像したい。無数のページを並べなおすことはどうにも難しそうに思えるけど次のように考えるよりはよほど建設的な想像だとわたしは思う
すなわち、本が本自らを落っことし、無人の図書館の中で無数の断片になったまま狂ってゃうに笑い声をあげているという、そんな光景を想像するよりは。」
僕が個人的に思うにはこの本の内容をこの文章はよく表している
お手にとって読んで是非苦悩してほしいです
あと今月読んだ漫画の中で「ストロボライト」というのはお勧めです
前から読みたくてやっと手に入れて読んだらよかった
青春SFちっくな感じかな

他人を批判する時に自分をも批判してることがあるということにいつ気づくのだろうか
所謂「お前が言うな」ってやつですね

束縛されるのが嫌いな方なんですが、自分の発言に関して自分で制約を設けるというパラドックス的なことを何故しているのかという疑問がここ最近浮上。いや前からあったがちょっと無視できない大きさになってきた

時代によって言葉が変わり今使われている言葉、それが正しくあり、それに従うのがいいとか言ってるお偉い学者さんが言ってる中で、例えば僕は「普通」という言葉はなるたけ使わないようにするとか、さっき言ったみたいなことをするとか

疑問は解決はしないがある一つの答えにたどり着いた。それは コミュ障。
わかりつつ批判するという棚上げが得意技になりそうで怖い今日この頃

世界は思っているより簡単。それを言ってはお仕舞いよ
最後にタイトルに戻った余談で最近知ったんだが、羽生さんはFIDE Masterも持ってたんだね。恐ろしい

長くなってしまったのでここらへんで


Burger Nuds/kageokuri



ではでは


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